【知ってる?フィンランドの新教育課程】
トビタテに合格し、「フィンランドの学校でのインターンが決まったよ!」と報告すると、よく言われたのが、「フィンランド…ってどこだっけ、」(フィリピンと勘違いされることもしばしば…🙄🙄笑)
きっと一度は留学に行ったことある人や海外に興味のある人、教育を専門としている人ならば多少なりとも知識があったかと思いますが🇫🇮たしかに、一般的に『留学』というとまだ「アメリカ」や「オーストラリア」のイメージが強いようで、「フィンランド」と言ってもピンと来てもらえないのが現実です。
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《フィンランド基礎教育の豆知識》
・フィンランドの義務教育は、子どもが7歳になる年に始まり、9年間の義務教育を修了後に終わります(遅くとも子どもが17歳になる学年度に終了)。未就学児を対象にしたプレスクールも1年間、すべての子どもに通う権利があります。
・授業料、教材、文房具のすべてが無料で配布されます。
・生徒には毎日、無料の給食が与えられます。
・1日の授業時間は1~2年生で5時限まで、それ以降は7時限までと定められています。1時限45分間の授業です。
・全国的な試験は実施していません。
・授業日数は1年間で190日です。8月中旬から新年度が始まり、5月末に終わります。約10週間の夏休みのほか、秋休み、クリスマス休暇、2月にスキー休みがあります。
・フィンランドではほぼ全員の子ども(99.7%)が基礎教育のシラバスを修了し、総合学校から卒業します。
・教師は人気の職業です。2014年にヘルシンキ大学の入学試験を受けた教師志望の受験者のうち、合格したのはわずか9%でした。
・1~6年の教師は教育学の修士号、7~9年の教師は専門教科の修士号を取得しています。
フィンランド大使館ホームページより
(参照:http://www.finland.or.jp/public/default.aspx?contentid=350772)
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さて、そんなフィンランドに、大学休学してまで、どうして私は来ているのか。(しかもこんな寒い時期に⛄️昨日からもうすでにマイナスの世界だし😂😂😂寒すぎて今日とても辛かった笑 いや、ほんとに「笑」とかつけられないくらいw)
まず、留学を決めたのは、このまま先生になっちゃいけないと思ったからです。初めはそんなシンプルな理由。
「子どもたちに学ぶ楽しさを教えてあげたい!」という自分の軸はぶれずにあったとしても、本当にその軸を叶えられる先生にがなれるのか不安になったんです。
そこで、練りに練った自分オリジナルの留学計画にて、「学びたい!」が溢れだす授業を求めて教育大国フィンランドへ行くことによって、
「子どもの知的好奇心を揺さぶる教育方法を編み出す!」
という目的を掲げ、トビタチました。
そして。タイトルにも書いた通り、教育大国のフィンランドで今年9月から新しい教育課程が始まるというではありませんか!!!(十年に一度変わります)
これは!!移り変わりの今、行くしかない。
〈フィンランドの新教育課程って?〉
(1年生の「英語」の授業の様子)
大まかに分けて3つの新しい指針に従って、教育課程が組み直されました。
①教科横断授業
1つの授業の中で1科目を教えるだけでは、グローバル社会にはついていけないという考え方から生まれたようです。
②子どもたち自身が個人の学習カリキュラムを組むこと
以前から「自分でやりたいこと・得意なこと」を小さなときから重視していたフィンランドですが、より選択授業が増えました。
③共同作業学習
子ども同士の関わり合いを増やし、グループやペアにて課題解決へ導く力をつける目的です。
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この中でも、私が留学前に特に注目していたのは、②のような、子どもたち自身が自分の教育のあり方を考える機会を与えるという特徴でした。
しかーし!!!!
まず、フィンランドの学校を視察して「やばい!!すごいおもしろい!!」とのめり込んでしまったのは、①の
教科横断授業!!!
教え方は学地域や学校に多少の自由裁量があるようですが、初めて自分のインターン先のこの授業を見たとき、鳥肌が立ったし、ニヤケが止まりませんでした。笑
これが見たかったんだ、わたしは!!!!
と思いました☺️☺️☺️☺️
ということで、その授業の様子や内容を書きたいところですが、時間も限られているため次回に先送りします👐(ごめんなさい笑 策略ではありません笑)
▶︎次回はフィンランドの驚くべき授業について、書きたいなと思います。
長文読んでくださってありがとうございました☆彡
おわり。